江戸のトイレは金のなる木?

最近読んだ本にお金にまつわる面白い話があったので紹介したいと思います😊

こちらの浮世絵、1859年の歌川広重の「戯れ絵」=こっけいな、面白い絵です。

武士が公衆便所で用を足している(大の方でしょう)のを外で待つ家来が描かれています。(画像はお借りしました)

お食事中の方いらっしゃったらごめんなさい💦

 歌川広重 嬬恋こみ坂の景

もちろん絵の面白さもあるのですが(現代と同じく壁に落書きがある!笑)、江戸では排泄物が田畑の肥料として重宝されていたので排泄物を売る商売があったと知り「へぇ〜」となりました😅

その排泄物の所有権はトイレの管理を行う大家にあるのですが、大家と契約した下肥買いが排泄物を農家に販売して、その売上は大家にとって副収入となっていたようです。

特にお殿様のようなエライ方だと良いものを食べているため肥料も高品質で高値で取引されたようです。

そうして育った農作物がまた多くの人に食され、排泄物となり、また肥料として販売され、野菜が育つ。

非常によくできた商売&エコサイクルですね!

他にもお金にまつわる浮世絵があったので別の記事でまた紹介したいと思います。

Momo

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