『今日からFIRE!おけいどん式40代でも遅くない退職準備&資産形成術』

過去記事にてご紹介した本の中から今日はこちらの1冊から学んだことや感想を書きたいと思います。

まずは著者のおけいどんさん(40代男性 元会社員)の資産形成の道のりを簡単にご紹介

  • 17歳 300万円 両親から株式贈与
  • 25歳 1,000万円 (貯金、贈与株500万円ずつ) 株式投資始める
  • 30歳 2,000万円 給料の半分以上を貯金&投資に回した結果
  • 33歳 3,200万円 リーマンショック前の最高資産額
  • 39歳 4,600万円 日本株の投資で増やす
  • 40歳 6,000万円 アベノミクス相場始動
  • 44歳 7,500万円 外国株への投資開始
  • 47歳 1億円 FIRE達成、サラリーマン卒業

本から受けた印象はシュミレーションの鬼!(スミマセン🙏)という感じで長期的な視点でかなり細かく運用益、税金・保険、生活費、退職金、年金、生活防衛費などを計算しておられ、具体的で参考になりました。私も実際に自分の場合にあてはめてシュミレーションしてみたのでこれは別記事にて共有したいと思っています。

色々と実践的な内容(節約術、個別銘柄の選び方など)も紹介してくれているのですが、おけいどんさんの株式投資を行う上で必要な信念みたいなものが印象的だったので少し長いですが引用したいと思います。

資本主義を批判するか、勝者の仲間入りをするか

財務省が発表した2019年度の法人企業統計によると、企業が蓄えている利益余剰金(貯金のようなもの)は前年度比2.6%増の475兆円に達し、8年連続で過去最高を更新しました。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で過去最高益の更新は危ぶまれます。当然、従業員の給料が上がる会社より、下がる会社の方が多いでしょう。

世界中がこんなに大変なことになっているのに、株式市場はどうでしょう。2020年は金融緩和の影響で米国株を中心に過去最高値を軒並み更新しています。日経平均株価も約30年ぶりのバブル後最高値まで上昇しました。これを「資本主義の矛盾、けしからん」と批判しますか?それとも「だったら今すぐ自分も株式投資を始めて勝者の仲間入りをしようと」と発想を転換しますか?その差が「格差社会」として表れてくる時代になっています。

投資するためのお金がない?だったら必死に働いて、支出を極限まで抑えて投資をしましょう。投資は怖い、危ない、損する?だったら必死に勉強して、投資で利益を出せるようになりましょう。それこそが「格差社会」で生き残るための自己防衛法なのです。

社会に出て世の中って理不尽なことが多いなぁと感じつつも”自分では変えられないもの”として受け止めまた日常に戻る、投資ってギャンブルみたいだから怖い、となって長期的な視点での資産形成から目を背けてきた私にとって、このメッセージは立ち止まってきちんと向き合うきっかけになりました。

変えられないものの中でも自分の行動を変えたら少しでも変えることができるものは何か?
怖いと感じるのは知らない、理解していなからであり、自分で理解する努力をすれば物事は明らかになり、怖いという感情は少なくできるはず!と今は思うようになりました。

資産形成シュミレーションはなかなか自分が思い描く目標には簡単に達成できるような結果は示してくれなかったけど、でも良いのです!まずは現状把握ができたのだから!そして、そこから目標に到達できるために何をすればいいかを考えるようになれたのですから!

ちょっと雰囲気重くなっちゃいましたが💦、日々の生活を楽しく過ごすことも忘れたくないので、それも楽しみつつコツコツと潤沢な?😁資産形成を始めていきたいと思います。

Momo

おけいどんさんはブログもされていらっしゃいます:
https://okeydon.hatenablog.com

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