ドキッとする題名ですよね😆
先日読んだ稲垣えみ子さんの本に端を発して会社員を辞めた方の経緯が気になり、今度はこちらを読んでみました。
著者は東大卒業→マッキンゼーでコンサルタント→お笑い芸人という異色の経歴。
振り幅がすごいので「なんで??🧐」と理由を知りたくなりました。
激務で有名なマッキンゼー。
コンサルタントとして求められる質の高いアウトプット、それを支える企業カルチャー。
どんな悪い事象でもポジティブワードを使う、即断・即決・即行動のマインドセットなど。
そんな働き方の良い面・悪い面に翻弄されながら、彼女が”本当にやりたかった”お笑い芸人を目指すまでの経緯が詳しく書かれています。
この本から学んだことは2つ。
- ”やりたいこと”を実際に行動に移す際に重要なのは理性ではなく勇気
- 辞める勇気よりも辞めた後に選び取ったことを続ける勇気の方がもっと大変だし重要
#1について。
「会社を辞めて自分のやりたいことをしよう」
そう決断する時、きっと、なぜそれなのか?どうやってやっていくか?会社を辞める必要があるのか?などなど、冷静に分析をするだろうと思います。
そして、これはどんな人でもある程度できることだと思います。
それは今自分自身が抱えている迷いや希望を一旦整理するに過ぎないからです。
でも、そうやって理性で体系立てたとしても、最後は実際にその決断に踏み切れるかどうかが分かれ目。
著者はその分かれ目を「勇気」があるかどうか、だと言います。
今まで築いた実績を一旦手放すこと、世間の目や慣習、そして何より新しい挑戦が成功するかどうかわからない不安。
そういったものを全て受け入れて一歩踏み出すかどうか。
有名なSteve Jobsのスタンフォード大学でのスピーチを引き合いにも出しています。
このスピーチには慣れ親しんでいましたが、改めて読んでみると勇気がキーワードではないですかっ😳
わおぉ〜〜〜🌀
なんて人間的。
結局、理性ではなく感情が人を動かすんだな、と思いました。
#2について。
辞める勇気を発動したら、決してそれで終わりではありません😅
至極当たり前のことですが、その先の人生は続くのです。
そして新しいチャレンジはすぐに成功するとは限らない。
継続することが重要なんです。
彼女もお笑い芸人として先が全く見えないという状況を超えるのに7年程かかったそうです。
この年月は人それぞれでしょうが、ある程度時間がかかると肝に銘じておくに越したことはない。
そして、続けるためにはやはり自分が好きなことでないとできないだろうな、と。
会社員でサイドFIRE🔥を目指す私にとって学びの多い本でした。
フリーランスに向けて準備し始めたばかりですが、いつか私もこういった勇気を振りかざす(ちと大袈裟w😅)時が来るんだろうな、その時までにその勇気が付け焼き刃的なものではなく自分自身で納得感のあるものまでに仕上げられれば良いなと思いました。
Momo
コメント